お店の対応悪く納得できない(愛媛県)

かつらの仕上がりに納得できない

 

かつらは22歳から使用していて、AN社で20年、その他2年です。

製品劣化に伴い買換えをしたが、店の対応が悪く、価格も納得いかなかった。
私が要望したことに対し、「それは必要ない」とか勝手に決めたあげく、製品も思った物ではなく値段も高くなったし悪くなった。
あと15年以上も付き合う事は出来ないと判断したのです。

 

今まで使っていて、かつらの自然さに物足りなさを感じていました。
また、高いお金は出せないと考えていました。

 

 

こちらに決めたのは、価格の安さや見本を試せるのが決め手でした。
ホームページのかつらの使用例をを見て、
直感的に「これはいいっ!」と思った。

 

実際に申し込んでみて、
サンプルかつらでイメージが湧いたのと、細かな指示が出せてよかったですね。

また、福井さんの経験や説明に信頼できると確信が持てました。
とにかく安くて、仕上がりがいいです。

 

 

受け取ったオーダーかつらも、生え際の自然さや、毛量・毛流れなど期待をはるかに上回るものでした。
自毛とのなじみがよく、セットするのが楽しくなりました。

 

回答が遅くなり失礼しました。
今後ともよろしくお願いします。

 

 

お店の対応悪く納得できない(愛媛県)

 

店長より

今回は、製品が痛んでいてなるべく早めをご希望の40代のお客様です。
最近かつらを新調したが、お店の対応が悪いのと、ご希望の仕上がりにならなかったとの事です。

 

 

かつらメーカーの対応について

近年ではある程度改善されていると思いますが、基本的にかつらメーカーの接客対応はあまり良くありません。

 

これはやはり、大手のAD社・AN社から始まった悪い伝統なのだと思います。

 

勿論、営業マンや技術をする担当者を個人レベルで見ると、素晴らしい人もたくさんいるのですが、どうも全体としてみると接客レベルが低いと感じてしまいます。

 

 

上述の大手2社が誕生して50年以上過ぎますが、創業後の20~30年位は、とにかく広告に資金を投下していればお客さんが増え続ける状態でした。おそらくはその辺りの殿様商売的なスタンスが今にも引き継がれているのだと思います。

 

ただ、近年はAGA治療や、坊主・スキンヘッドを許容する社会になり、男性かつら(増毛)の規模は縮小を続けています。
これからは、もっと上質な接客対応を実践しないと、この業界自体からもっと人が離れていくように感じます。

 

 

 

かつらメーカーの接客対応の見直し

 

 

 

 

この様な状況ではありますが、自分にとって良い担当者を見つける方法は有るのでしょうか?

営業マンは初回だけの担当なので運が全てですが、毎月の散髪やかつらのメンテナンスをする技術者は定期的な長年のお付き合いとなります。

 

 

回答としては、とにかく多くの人に担当してもらって、良かった人に担当になってもらう事です。

 

 

散髪やかつらの作成、メンテナンスなどは技術が必要なので腕の良し悪しやセンスは当然重要です。
そして、その人の雰囲気や会話などが自分に合うかも重要です。

 

 

何となく、初めからやってもらっているので、そのままお付き合いしている…
なんていう場合は、他の人にもやってもらって、自分に合う人を見つけるといいと思います。

 

そして、かつらメーカー(会社)自体も同様の事が言えますので、予算的に許される人は、色々な会社を試されるといいですね、

 

 

かつらや増毛は、何十年もお付き合いするので、相性が合うところと付き合うのが肝要です。

 

 

自分に合うカットの担当者

 

 

 

 

生え際の自然さ重視、極薄人工皮膚

今回のオーダーは、今まで使用していた「生え際に極薄人工皮膚」をご希望です。

 

これは、フロント部分に極薄の人工皮膚や、ネットを使用する事で
「生え際を自然に出来る」
「前髪を上げても自然になる」
という物です。

 

実はこういった製品は、結構以前からあったのですが、15年以上前に大手や中小メーカーが大々的にCMでアピールする事で認知されました。

 

通常のかつらだと、ベースが有る程度厚い為、ベースの縁白っぽくが見えます。
前髪を下ろしている分にはいいのですが、分け目の根元や前髪を上げた時に、これが目立ちます。

以前はこれを見えなくする為に、髪の毛を裏から植えたり、毛量を多くしたりしていました。

 

ただ、この対処法だとベースは髪の毛で隠されるので見えないのですが、ベースの端辺りが真っ黒になります。
そして黒くなると、ベースの縁のラインに沿って黒い生え際となってこれはこれで不自然です。

人間の生え際は、地肌の色が白いので、白っぽいのです。
これが黒いと「?」という見た目になります。

 

 

そこで、極薄の人工皮膚を付ける事で、ベースが見えにくくなり地肌の白さが再現できるのです。

 

かつらの生え際を自然にする極薄人工皮膚

 

 

 

ただ、この方法では、耐久性が悪いのとメンテナンスの面倒さが欠点です。

大抵、半年ぐらいで毛が抜け始めて、1年を過ぎる頃には修理が必要になります。
使い方は個人差が有るので、長く使用できる方や、もっと短期間で買い替える人もいらっしゃいます。

 

 

そして、装着方法はテープや接着剤のみとなります。
ですので、自毛が残っていれば、自毛を剃って使用する事になります。

毎日のテープの張替えや、ベースが極薄なので扱いも難しく、かつらに慣れていない方にはお勧めできません。

 

 

当店の製品は、生え際の人工皮膚を適度な薄さにして、フロント生え際に数ミリの幅の肌色のネットを使用する事で、自然さと耐久性を両立しています。

それでも、
「できる限り生え際を自然にしたい!」
という方には、極薄の人工皮膚で作成する事ができます。

お悩みの方はご相談くださいませ。

 

 

 

 

今回のオーダーは40代の方ですが、毛量はかなり薄めの70%で、前髪を右6:4で自然に分けて軽く左右に流します。
サイズはMサイズで、かなりチリ付くような癖を付ける事になりました。

 

毛量も薄く、癖の感じも見て頂きたかったので、再調整を前提に仕上げた物をお送りしました。
そして、ご要望をまとめてからご返送頂いて、カットの微調整と癖付けを再度行なってお届けしました。

 

 

お届け後のメールで
「製品は昨日から切り替えました。」
「短く切りすぎたかな?と思いましたが、とても馴染みがよく満足しています。」
「またお願いしようと考えています。」
と言われていました。

 

製品も気に入って頂きまして何よりでございます。
今後ともよろしくお願い致します。

感謝

福井 亮

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