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脱毛ショックで全体かつら
全頭かつらは全くの初めてでした。
ただ、以前に店頭で試しにかぶったことが有りますが、毛量が多くて大変不自然でしたので、購入には至りませんでした。
以前から薄毛は気になっていまして、脱毛をカバーする為に粉を使用していました。
この度、病気で入院していて、粉を止めたらあまりに脱毛が広がっているのがショックで、かつら購入を妻と一緒に検討したのです。
妻の薦めもあり、お試しが自由にできるかつらオンラインを選びました。
以前の毛が多いかつらのイメージが有ったので、見本かつらが実際に届くまでは半信半疑でしたが、到着した見本かつらはとても良いもので、かぶった感じも軽くて自然でした。
妻も気に入ってくれたので、サンプルマニュアルを見ながら注文をしました。
担当の方の丁寧な対応にも安心できましたね。
届いたオーダーかつらも見本よりも、良くフィットして気に入りました。
今後も何かあればよろしくお願いします。
店長より
今回は、ずっと粉を使用して薄毛をカバーされていた70代のお客様からのご注文です。
奥様からのお電話でのご注文でした。
とにかく、ご本人は薄くなってしまった頭部がショック!との事で、地肌が出ていて無防備なのが嫌とお話しでした。
今までも薄毛はもちろん気になっていたのですが、粉を使用すればひとまず地肌は黒くなるので、なんとなく安心されていたのかもしれません。
ただ、入院して粉が使用できないので、大変不便だったとの事です。
全体かつらと病院や入院との関係
この、「入院」や「病院」、「検査」や「治療」などは「かつら」と非常に関係が深くなっています。
よく聞かれるのが
「MRIを撮るのですが、かつらのピンはどうすればよいでしょうか?」
「抗がん剤の治療で入院するので、脱毛前にカツラを作りたいのですが?」
等です。他にも色々ありますが一例を挙げました。
MRIに関してはかつらのピンのような金属は、NGなので外す必要があります。
検査の時だけかつらを外すのが無理なら、一時的にテープや接着剤で装着したり、プラスチック製のクリップで軽く装着したりします、
また、抗がん剤での脱毛は、薬を投与してから大体2週間から3週間で始まります。
どんなに髪の毛が多くて太い方でも例外なく脱毛します。
ですので、入院や抗がん剤登用のスケジュールが決まったらなるべく早めにご用意することをお勧めします。
かつらは抗がん剤の他にも、放射線治療や火傷、抜毛症等で髪の毛を失った人などにも使用されています。
これからも、かつらと医療は切っても切れない関係が続くことかと思います、
毛量薄めの全体かつら
さて、今回の製品ですが、全体かつらです。
初めてなので今までのイメージとあまり違和感が無いようにと、毛量は結構薄めの70%です。ほとんど白髪で8割が白髪です。
そして長さは見本かつらよりも1㎝ほど短めにします。
仕上がったオーダーかつらも毛量少な目にして、全体的にすっきり見せる為に熱処理で根元を押さえて仕上げました。
到着後、奥様からメールで
「本日カツラ受け取りました。予想どうりで気に入ったようです。ご親切な対応ありがとうございました。」
とご連絡を頂きました。
製品も気に入って頂きまして何よりでございます。
今後ともよろしくお願い致します。
ビーエスト代表
かつら大手メーカー2社で、技術職から管理職まで幅広く従事。ヘアケア業界では35年以上のキャリアを持つ。