目次
部分かつらの使用歴
部分かつらは20代の頃から30年近く使っています。
初めはAN社(8年)で、その後は編込みのSV社(20年)でした。
以前はかつらを編み込んでいましたが、自毛に負担が大きいので、最近は前を接着剤で横と後ろはピンで装着していました。
今回、他のかつらメーカーに乗り換えた理由はコストです。
メンテナンスもかつら代金も非常に高いので続けることが困難でした。
買換えで紹介された新製品はコストが約40%UPで、その割には品質がイマイチでした。
年間いくらというカツラ契約がそろそろ切れるので、乗り換える良い機会と思っていたのです。
インターネットで格安かつらを探していて、連絡したらとても安心できる対応をして頂きましたのでやってみようと思いましたね。
そして、サンプルを実際に試着できるので安心できました。
また、納品まで実にシンプルで分かりやすかったです。
今までのカツラと比べて極端に安かったので、少し不安でしたが思い切って発注してみました。
こちらのお店の良い点は
・対応(特に電話)
・品質(耐久性に優れているようでしたので)
・価格(申し分ありません)
受け取った完成したかつらも非常に満足のいくもので納得です。
今後の注文も考えています。
その際は、宜しくお願いします。
店長より
今回は、かつら歴30年で最近は年間契約をされている50代のお客様からのご注文です。
もともとは大手から始まり、ここ20年くらいは編込み中心に他所のかつらメーカーに通っていたとの事です。
ただ、編み込みはすでに辞めていて、現在はピンと接着剤を使用されています。
この「編み込み」というかつらの装着方法ですが、根強い支持がありますね。
理由はズバリ「かつらが外れない」からです。
各メーカーでも、基本は「ピン」「テープ」ですが、接着剤や強力な両面テープを使って数日間の連続装着や、糸や瞬間接着剤で自毛にくくり付けたりして外れないようにする場合があります。
(そうはいっても付けっ放しは少数で、ほとんどはピンかテープ装着です。かつらユーザー全体の1割にも満たないくらいでしょうか?)
かつらのピンやテープ装着については”かつらはピン・テープ、どっち?”をご覧下さい。
かつら付けっ放しの注意点
そんな「かつらを付けっ放し」ですが、デメリットもあるので注意が必要です。
・自毛が洗えない(地肌が洗えない)
・自毛に負担がかかる(脱毛が進む可能性が高い)
・かつらに負担がかかる(傷みやすい)
特に注意が必要なのは、自毛を利用してテンションをかけて編み込むような方法です。
数年続けると多くの場合は、編込みに利用した自毛が脱毛します。
その部分が脱毛するとさらに広範囲に編み込むことになるので、その数年後には更に脱毛が進んだりします。
基本的には「かつらを付けっ放し」というのは避けた方が無難です。
イベント時や旅行などで、時たまの「付けっ放し」は良いのですが、日常的にはおススメ出来ません。
やはり、シャンプー時にはかつらを外して頭皮とかつらは別々に洗って、夜にお休みになる時には「外して寝る」のが一番良いです。
パーマでふんわりのかつら
さて、今回のお客様ですが、少しく癖っ毛のようにパーマをかけてふんわりと仕上げます。
Lサイズでフロント生え際は極薄の人工皮膚を使用します。
(生え際がより自然になる仕様です)
長さは少し長目で白髪を10~20%程度入れることになりました。
お届けした部分かつらも気に入って頂けたようでして、すぐにご使用されていらっしゃいました。
その後、しばらくしてから2台目のご注文もされて、すでにお届けも済んでいます。
2台目も「問題なく使用していますよっ!」との事です。
製品も気に入って頂きまして何よりでございます。
今後ともよろしくお願い致します。
ビーエスト代表
かつら大手メーカー2社で、技術職から管理職まで幅広く従事。ヘアケア業界では35年以上のキャリアを持つ。