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癖毛でかつらは30年!
かつらはAD・AN社の大手2社で始めて30年以上経ちます。
最近、通販でも注文しましたが髪の毛の長さを短くされて全然合わないので、古いものを使用していました。
ただ、お店にも通っていないのでかつらの毛が抜けてベースも傷んでいて、新しいものを作る必要が有ったのです。
今はネットで簡単に情報を仕入れる事が出来ます。
こちらのお店はネット上での口コミ、価格を検討して決めました。
サンプル注文後に様々なサンプルを送って頂き、その後の電話でのやり取りも終始ていねいに対応していただきました。
私は癖毛が強いので独特のパーマやアイロンセットが必要ですが、お会いしていないのに自分の髪の毛にピッタリの癖を付けてもらったのは驚きましたね。
多少の不安はあったものの、大手2社メーカーより比べ物にならないほど安価で注文通りの商品を届けて頂きました。
周囲の評判も大変良く、すぐに2台目を注文しました。
丁寧で誠実な対応には大変感謝しています。
今後もよろしくお願いします。
店長より
今回のお客様は、癖毛のかつらを使い始めて30年以上という60代の方です。
大手メーカーのお店にはもう何年も行っていないので、だいぶ壊れているかつらを使用しながら次をどうするか悩んでいたそうです。
ネットで色々調べて、とにかく安くて信頼のおけそうなかつらメーカーを探して当店にたどり着いたとの事です。
スタイル的には髪の長さは短めで毛量はかなり少なめにされます。
そして、特徴的なのは癖毛の感じです。
ツヤの無い縮れた感じの強い癖ですね。
サンプル返却時のお写真をお送り頂きまして、以前のかつらを確認できました。
かつらのパーマとアイロンについて
かつらにおけるこの「癖っ毛」や「パーマ」ですが、髪の毛の質によって付け方が異なります。
人毛ではいわゆる「パーマ液やロッド」を使用するパーマになります。
人工毛では「アイロン」を使用する癖付けになります。
どちらも一長一短ありまして、それぞれ特徴があります。
人毛のパーマは癖具合をセット時にご自身で調整できるのが特徴です。
濡れるとカールが強くなり、乾くとカールが弱くなります。
ですので、カールを強めにするなら自然乾燥が良いです。
反対にカールを弱めにする場合は、濡れている内に軽くブローします。
この様に強弱を自分で調整できるのが、人毛のパーマの最大の特徴ですね。
一方の人工毛は、一度アイロンで癖付けすると熱を加えない限りは、徐々にカールが取れていきます。
特徴としては”プロが行なう上で”という前提ですが、簡単に癖付けできるという事です。
ドライヤーの熱を加えると癖が取れてしまうので、基本的には自分でセットできません。
しかし、人工毛は長く使用すると「毛の縮れ」が発生するので、髪の毛が固まったりしてきます。
セットの上手な方は、その縮れを上手く利用して髪型をまとめたりしています。
(ただ、人工毛の縮れは元に戻らないので、セットも崩れる事は有りませんが、あまりチリチリしているのは傍目から見て「ちょっとネ…」と言う感じはあります。)
ですので、人工毛の場合は1~2カ月に一度、プロの手で縮れを取って、アイロンセットする必要が有ります。
癖毛かつらは縮れた感じで
さて、今回は「艶消し」の感じで、「強い癖」を付けます。
毛の色は明るめで、白髪を全体10%で横は20%です。
脱毛範囲が広いのでLサイズで、髪の毛の長さは6~7cm位の短髪イメージでした。
製品お届け後に「毛量を少なくして」とのご依頼が有りましたので、一度お預かりして随分毛量を減らしました。
その後のお電話で
「いやー今まで一番ぴったりですよ!癖も毛量も良い感じです。周囲の反応を見て、もう一台注文するか決めます。」
と言われまして、その1カ月後に2台目のご注文を頂戴しました。
その後、製品の増毛修理等も何度かご依頼いただきご愛用されおります。
製品も気に入って頂きまして何よりでございます。
今後ともよろしくお願い致します。
ビーエスト代表
かつら大手メーカー2社で、技術職から管理職まで幅広く従事。ヘアケア業界では35年以上のキャリアを持つ。