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今回は、頭髪が減ってきた時に誰もが考える「カツラにするタイミング」についてお話しします。
これは、初めてのかつらの方はまず最初に考える事です。
かつらメーカーの様々なユーザー
実際にかつらの会社に勤務していると多くのお客様と接することになります。
かつらメーカーは「育毛専門!・増毛専門!」 みたいな会社ではない限り、色々な商品を取り扱っています。
・かつらユーザー
・増毛のユーザー
・育毛ユーザー
・それらを併用しているユーザー
等、色々な方がいらっしゃいます。
中でも育毛や増毛のユーザーは、年数が経ってくると脱毛が進行する方が多いので、かつらの相談になる事もままあります。
(そこで、強引な営業が出てきたりもしますが、それに関しては下記をご覧ください。)
お客様が
「育毛しているが、髪の毛の脱毛が進行している」
「増毛しても思うように毛が増えない」
等でもっと見た目を良くする方法は無いか?と言う事でかつらを検討するのです。
もちろん、かつらはまだ早いという事で育毛や増毛を利用しているのですが、見た目の劇的変化まではそれらの物では望めません。
そして、「もうかつらしかないっ!」となってから、「では、いつやるか?」となる訳です。
・髪の毛がある程度残っていて、髪型を工夫して何とかしている人
・数年前と比べて明らかに頭皮の露出が増えている人
・だいぶ脱毛が進行していて、何年もその状態が変わっていない人
・気休め程度に何年も育毛増毛して何も変わっていない人
かつらにするのはいつが良いか?
と、さまざまな状況が有りますが、実は
「いつかつらにするか?」の答えは1つしかありません。
・・・
・・・
それは、「自分が思い立った時」です!
当たり前のように聞こえますが、
・ある程度、髪の毛が残っている人は、かつらにした時も周囲に気付かれにくいのですが、
「まだ毛が残っているのにかつらは早いなー」
という事で、ズルズルと後回しになりがちです。
・だいぶ薄くて何年もその状態の人は、
「今までの毛のないイメージなので急に増えると、周囲の目が気になるなぁー」
という事で、これまた後回しになりがちです。
結局かつらというものは、その人それぞれの状況はありますが、
「今の頭の状態は嫌だ!何とかしたいっ!」という気持ちが強ければ、早目に試すのが一番良い事だと思います。
ただ、無かったものが増えることになりますので、毎日会う人は分かります。
重要なのは、「髪の毛が増えたのは分かるけど、どうやったのか分からない」に自然にすることが大事です。
「ちょっと増やしてみたけど、どう?」
ぐらいの感じで周囲にも話せると良いですね。
かつらは女性の化粧のようなもの?
理想を言えば、漫談で有名な「きみまろさん」ですね。
「この間新調したかつらは70万もした」
「外してみてと言われても、外すくらいなら被りません」
・・・見事です。
個人的には、かつらは女性のする化粧みたいなものだと思っています。
化粧を落とすと別人のような人や、パッチリ二重だったのが、ドヨーンとした一重になったり…
そして、女性はかつらにもあまり抵抗が無いですね。
毛のボリュームが無くなれば気軽に付ける物として日常的に使用します。
30代ぐらいの人や 80代ぐらいでも同じです。
おしゃれの一部なのです。
あらかじめカミングアウト したり、ある日突然付けて行って「どうだ!いい感じでしょ?」
という方も結構いらっしゃいます。
ご自分の状況や頭髪の状態など、色々考慮する事は有りますが、試してみないとわからないので、思い切って見てもいいんっじゃないでしょうか?
かつらメーカーに通っていてお悩みの方は、担当者に言ってかつらを試す事をお薦めします。
そうでない初めての方は、ぜひ当店で見本かつらをお試しして下さい。
きっと人生が変わります。
ビーエスト代表
かつら大手メーカー2社で、技術職から管理職まで幅広く従事。ヘアケア業界では35年以上のキャリアを持つ。