4年ほど前になるお話ですが、プロ野球のソフトバンクホークスが日本シリーズで中日ドラゴンズと対戦し、見事勝利して優勝した時の事です。
プロ野球の優勝となるとお決まりなのが・・・そうです「ビールかけ」です。
その際に球団オーナーの孫社長が「気持ちいいねー。ビールかけは増毛にいいと言うからね」と言ったらしいです。
自社の球団の初優勝とあって、だいぶ興奮してはしゃいでいたらしいですが、なかなか面白い事を云いますね。
しかし、ビールを頭にかけても毛髪は増えません!
まあもちろん、医学的に解明されていないだけで可能性がゼロという訳ではありませんが・・・
ただ、ビールを飲むと血行が良くなります。
心臓がどきどきしたり、人によっては顔が赤くなったりして明らかに血行が良くなります。
ご存知のように頭髪の育成にとって大事なのは、血流です。
髪の毛のもとになる毛母細胞は、血液からのみ栄養を吸収していますので、その意味から推測すれば、孫社長の発言も意味があるかもしれませんね(!?)
よく、育毛剤の効果が薄いと言われるのは、頭皮に育毛の成分を塗っても毛根まで届かない・または届いても影響が小さいからなのです。
近年では経口投与としてプロペシアが主流ですが、これは口から摂取する事により体内の血管にその成分が行き渡り、ダイレクトに毛母細胞へと作用するものです。
個人差はかなりあるらしいのですが、調べるてみると約半数程度の人に効果がみられるとの事です。
半数と言ってもそのすべての人がフサフサという訳ではなく、多少の効果からすごい効果までいろいろだと思います。
当店のお客様でも
「AGAの治療は時間が掛かるので、かつらでカバーしながら」
「長年かつらを使用しているが、最近病院でプロペシアを始めた」
という方もいらっしゃいます。
特にここ数年では、前者の「AGAの治療をしながらかつらを使用」のケースが少しづつ増えているように思います。
この様な飲み薬での育毛は時間が掛かりますので、根気よく続けるのが良いと思います。
最低でも半年以上は続けて様子を見る必要があるとの事です。
こういったAGA治療でもなかなか効果が出なくて悩んでいて、ひとまず外見(髪型)を何とかしたいという方は、一度かつらもご検討されると良いと思います。
どうぞ、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ビーエスト代表
かつら大手メーカー2社で、技術職から管理職まで幅広く従事。ヘアケア業界では35年以上のキャリアを持つ。