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お出掛け時のかつら装着
暖かい季節がやってくると外出される機会も増えますよね?
そして、外出ともなると身だしなみもいつも以上に気を使って…服装も髪型もセットするのではないでしょうか?
かつらの装着もピンの場合は季節にあまり関係ありませんが、テープや接着剤だと頭皮の汗や脂でかなり状況が変わります。
やはり大敵なのは「汗」であまりにも大量に汗をかくとかつらのテープの接着力が弱くなります。
そして、夏も近くなると会員様や初めての方に必ず聞かれるのが、
「テープはつけっ放しで何日もちますか?」という質問です。
やはり、この季節、海や山などのレジャーや外出の機会が多くなり、その間はつけっ放しで過ごしていたい・・・というお客様が増えるからです。
もちろん、個人差がありますので一概には言えませんが、数日から2週間近くと説明しています。
当店のノーマルテープでも「すごく強いですねー」とか「もっと強いのはありませんか?」等と、人によってかなり意見が分かれます。
しかし、この季節の定番テープは「強力テープ」ですね。強さと安定感を併せ持った安全性の高いテープですので、イベントの時の必需品と言えます。
かつら用ノーマルテープ・強力テープの販売はコチラからお買い求め下さい。
かつらのテープ種類について
かつら用のテープですが、大きく分けて2種類「基材あり」と「基材なし」になります。
「基材あり」とは、両面テープの中心に芯となる、薄い素材がありまして、その裏表にノリが付いています。
「基材なし」とは、芯が無く、接着剤を薄く平らに伸ばして、テープ状にしたものです。
それぞれに特徴があり、好みも人によって分かれます。
テープの強さとは、ズバリ「ノリ」の強さに他ならないのですが、上記の基材のありなしで、装着感が変わってきます。
基材なし両面テープ
「基材なし」のテープは、連続使用していると体温や汗で、テープ自体が緩んできます。
つまり、ぐにゃぐにゃ変形してテープではなくて、ベトベトの物質状態になります。
基材なしを好む人は、この「ネバネバ・ベトベト」感が気に入っているようで、これにより強さが長持ちすると言います。
基材あり両面テープ
一方「基材あり」では、芯があるので、テープ自体は変形せずに、ノリの状態も多少の緩みは出ますが、あまり変形しません。強さもあり、お手入れが簡単なので、当店では「基材あり」のみ採用しています。
どちらのかつらテープも一長一短ありますが、テープや接着剤にあまり慣れていない人は、「基材あり」」をおススメします。
「基材なし」の場合は。お手入れが結構大変だからです。
「基材なし」のネバネバは一旦、かつらやご自分の髪の毛についてしまうと、除去するのが非常に大変です。また、かつらベースのメッシュの網目に入ってしまうと、きれいに除去する事は非常に難しく、そのままにして使用するしかありません。
無理にノリをはがそうとすると、ベースにダメージを与えたり、髪の毛に負担がかかったりします。
「基材あり」の場合は、ノリが頭皮にもかつらにも残りにくいので、比較的に扱いが容易です。
テープの連続装着を初めてする際には、事前にお試しをお奨めしております。
2日目、3日目、4日目等と普段の時に状態を確認して、どれ位の期間でどうなるのかを把握しておく事は、非常に重要です。
つけっ放しでシャワーを浴びるとどうなるか?ノリが弱くなるのは何日目か?などを、まずは一度体験しておくべきです。
そして、イベント当日には、思いっきりイベントを満喫して下さい。
福井
ビーエスト代表
かつら大手メーカー2社で、技術職から管理職まで幅広く従事。ヘアケア業界では35年以上のキャリアを持つ。