チリチリ癖毛のかつら(岡山県)

チリチリの癖毛

 

 

かつらはADやANから始まり30年以上使っています。
かつらの寿命が来たのでネット通販で1台購入しましたが、短くて全然合わないので困っていました。

 

こちらもネットで見つけましたが、前回失敗しているので少し不安が有りましたね。
ただ、こちらの会社は見本のかつらが試せるのと、試してダメなら返金してくれるので思い切って相談したのです。

 

電話での対応がとても感じが良かったので、そのまま見本セットを申し込みました。

 

見本セットもすぐに到着して試しましたが、癖があまり無いのでちょっと馴染まない感じでした。

電話で担当の福井さんと相談して、「人毛なのでパーマでご対応できます。」との事でした。
その他、ベースのサイズや毛量などいろいろ相談して、かつらを作成する事にしました。

 

 

 

見本のお試しから1か月半ぐらいで完成製品が届きました。

大体はイメージ通りでしたが、毛量が多いのともう少し癖が欲しいので調整してもらったのです。

 

送ってから3日後には私の手元に届きまして、丁度良い感じに仕上がっていました。
違和感ない感じなので、届いた日から使用しています。

 

 

 

その後、周囲の評判もいいので2台目を注文しました。

1台目のデータが有るとの事で、簡単なやり取りで注文できたのは、大変うれしかったですね。

 

 

そして、出来上がった2台目のかつらも前の製品と同じく、素晴らしく、とても気に入っています。

 

安価で、製品が注文通りに仕上げられ、何も言う事はありません。

 

 

今後も長いお付き合いになると思います。
宜しくお願い致します。

 

 

 

チリチリ癖毛のかつら(岡山県)

 

 

 

 

 

 

 

 

店長より

今回は、大手から通販まで30年以上ご使用の70代のお客様です。

1台目も気に入って頂き、その後も継続してご注文を頂戴しております。

 

 

 

かつらは癖毛も対応出来るか?

 

日本人は古来から比較的に直毛で黒髪の方が多いと言われていますが、近年は食生活や生活様式の変化で癖毛で少し茶色の髪の毛になってきていると言われています。

 

癖毛にも種類は色々ありまして、

・クルクルした癖毛
・チリチリした癖毛
・波打つような癖毛
・軽い癖毛
等があります。

 

かつらは自毛に合わせるのが基本になりますので、自毛に癖が有ればかつらの毛にも癖を付ける必要があります。

 

基本的にかつらはどんな癖毛にも対応が出来ます。

ただ、その方の癖の具合を把握していないと
「う~ん。なんか違う。馴染まないな…」
という結果になります。

 

かつらには適切な癖付けが必要

 

 

 

 

そして、癖を付ける手段としては、人毛ならパーマで人工毛ならアイロンセットです。

 

また、癖を付けると基本的にはボリュームが出やすくなるので、毛量を少なくしたい場合は適切な毛量調整と根元の立ち上がりと毛流をコントロールする事が必要不可欠です。

 

ご自分でパーマをかけたり、アイロンやコテで熱処理をするのは無理なので、プロに頼む事になります。

ベテランの技術者なら引き出しを多く持っているので、様々な手段で癖毛を表現できると思います。

 

それでも、馴染みが悪いとお感じの方は、ぜひかつらオンラインまでご相談ください。
他社製品の癖付けやオーダー相談も承っております。

 

 

 

 

毛量は極薄でチリチリのかつら

 

さて、今回のお客様は70代の方なので、毛量はかなり少なく減らしつつも自毛は相当の癖毛とのことです。

 

見本かつらのお試し時点でアイロンで癖を強めにしましたが、もっと強い癖が欲しいとの事でした。
更にお話をお聞きするとツヤの無いチリチリした感じとの事です。

オーダー時には毛量も癖もやり過ぎないように少し余裕をもって、再調整を前提として仕上げる事になりました。
(毛量や長さは、長い多いはカット出来ますが、短い少ないは修正が難しいので、初回のオーダー時には必ず余裕を持ちます。)

 

 

 

そして、当店のかつらは人毛メインの製品なので、根元の矯正も必須です。

人毛のかつらは、ある程度癖のついた毛を植毛しているので、根元の方向性が良い部分と悪い部分が必ず出てきます。

 

もちろん工場でも、自然な髪型になるように寝かせたり浮かせたりして植毛の角度を変えて行ないますが、人毛の癖が有るので計算通りにはいかない部分が出てくるのです。

 

それをそのままにしておくと、妙に膨らんだり、根元が割れてしまったり、逆向きの流れになったりします。

ですので、人毛のかつらには根元の矯正が必要になります。

 

特に今回のような、毛量を極薄にしてパーマで癖を強くする場合は、根元を薬液で寝かす様に矯正しないとボリュームが出過ぎるので大変な事になります。

 

かつらにパーマをかける時は根元の矯正と毛量調整が必須

 

 

 

 

一度、お届けして試して頂き、やはりもっと毛量を減らして癖を強くするとの事で、全体的に毛量を減らすカット調整とパーマと毛の艶消し処理を行ないました。

 

お届け後のお電話で
「いや~いい感じになりました。ありがとうございます。」
「長年使ってきましたが、一番いい仕上がりです。」
「ちょうど良い具合なので、届いたその日から使っていますよ!」
と言われていました。

 

 

そしてすぐに2台目のご注文も頂きまして、
「文句の付け所がありません。」
との事です。

 

 

製品も気に入って頂きまして何よりでございます。
今後ともよろしくお願い致します。

感謝

福井 亮

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